行動する

【20代社会人向け】やりたいことが見つからなくて動けない!やりたいことの見つけ方

お悩みくん
お悩みくん
ひーさん、ちょっといい??
ひーさん
ひーさん
なんだい?お悩みくん、浮かない顔してるね〜
お悩みくん
お悩みくん
実は今僕、25歳で会社に勤めてるんですが、今やりたいことや熱中できることがなくて困ってるんです。
ひーさん
ひーさん
なるほど。
お悩みくん
お悩みくん
周りで自分の趣味持ってたり、仕事が大好きでどんどん成績が上がっていく人たちを見ると、何にも熱中できることがない自分が嫌になるんですよね・・。
ひーさん
ひーさん
そっかそっか。実は私にもそういう時期があったよ。夢に向かって進んでる人や休日自分磨きや趣味で充実している人を見ると、羨ましく思ったことがあるよ。
お悩みくん
お悩みくん
そうなんですね。
ひーさん
ひーさん
よし、じゃあ今日はそんなお悩みくんのために、解消方法のひとつをお伝えするね。
お悩みくん
お悩みくん
よろしくお願いします!

これだけ!20代社会人のためのやりたいことの見つけ方

ひーさん
ひーさん
さて、今回のお悩みくんの相談内容は「やりたいことの見つけ方」です。
ひーさん
ひーさん
進路相談を受ける中でこうした「やりたいことが分からない」という悩みを持つ20代の方は多くいらっしゃいます。
ひーさん
ひーさん
私自身20代の頃、こうした悩みを持ち続けていた一人です。
ひーさん
ひーさん
今回はキャリアの一般的な考え方に加え、私自身の体験談も踏まえて、「やりたいことの見つけ方」のひとつをご紹介したいと思います。
ひーさん
ひーさん
見つけ方はいたってシンプルです。

それは小さな行動目標をたくさん達成していくことです。

気が付けばハマっていたと言える可能性が高くなる

趣味や仕事に熱中している人に、それらを始めたきっかけを聞いていると「最初はなんとなくでそんなにハマっていなかったけど、気づけばハマっていた。没頭していた。」という返事がくることがよくあります。

一見偶然の結果のように思えますが、これにはちゃんと理由があります。
もう少し掘り下げて聞くと、どの方も「小さな行動」を色々とやっていたことが共通していました。

「友だちに誘われて、ちょっと面倒だけど山登りに行ってみた⇒友だちが持っている山道具を見て自分もほしくなった⇒お店で買ったらそれを山に登って使いたくなった。⇒気づけば山登りそのものにハマっていた」

「アボカドを食べたくてスーパーに出かけた⇒種を水につけとくだけで成長することを知ってやってみた⇒育てることが楽しくなってきた⇒観葉植物を部屋に置くこと、育てることが好きになった。」

「なんとなくで選んだ仕事が嫌いだった⇒散らかった共有スペースを整頓していたらほめられた。気持ちがスッキリした⇒個人・チームの生産性を上げることにやりがいを感じ始めた⇒チームワークやマネジメントの勉強をするようになった。」

などなど。一見現在ハマっていることとは関係のなさそうなきっかけがいつの間にか、ご自身を夢中にさせるものに変わっていったことが分かりますよね。

もちろん、これは意図的ではなく、偶然です。

また、お話をしていると、やりたいことを見つけた人は、他にも多くの小さな行動をしていたものの、そのほとんどが「気がつけば終わっていた」「いつの間にか止めていた」方が多かったそうです。

しかし、それでも何か新しいことを始めるとき、
「ちょっとやってみよっかな」
「いつもやってることに工夫してみよっかな」
「もう少し続けてみようかな」

そんな気軽な行動と思いが、後々ご自身が思ってもいなかったことに熱中し、気が付けばハマっていたそうです。

たくさんの「気軽な行動」がやがてご自身のやりたかったことだと「気づくこと」がたくさんあります。

お悩みくん
お悩みくん
なるほど!
お悩みくん
お悩みくん
でも友だちから誘いがなかったり、きっかけらしいことが日常になかったらどうしたらいいんですか?
ひーさん
ひーさん
うん、そんな時に小さな行動目標をつくることがコツなんだ。

小さな行動目標を立てる

お悩みくん
お悩みくん
小さな目標?でもなあ・・目標って立ててもいつも続かないんですよね。
そもそもやりたいこがないから目標すら思い浮かばないんですけど・・。
ひーさん
ひーさん
お悩みくん、実は目標って2種類あるんだよ。
お悩みくん
お悩みくん
ひーさん
ひーさん
結果目標と行動目標だ。

結果目標と行動目標

目標には2つの種類があります。

それが結果目標と行動目標です。

結果目標は善し悪しに関わらず、「将来」結果を出すことが目的で、
行動目標は「今」実行することが目的です。

継続が苦手な人は短期間でやりきれることや、1度で完結できる簡単なことを
行動目標にすると良いでしょう。

例えば、1年後に天職を見つけることを目標とした場合、これは結果目標になります。

対して行動目標は天職を見つけるため、毎日情報収集として本や新聞を読む。
1ヶ月に1人は新しい繋がりをつくるなど、日々すぐに実行できる具体的な行動のことを指します。

行動することを目的とした行動目標は今日、それらが実行できたかが大切なのです。

熱中できることや何かにハマっていくきっかけは、「今後」ではなく「今」なのです。

やりたいことを見つけたい場合は結果目標は重視する必要はありません。
例では「天職を見つける」ことを挙げましたが、「ダイエットで3kg痩せる」「彼女をつくる」など、パッと思いつきそうなことで大丈夫です。

それよりも、ご自身が実際に動くことを目的とした行動目標をコツコツ積み重ねていくことの方が大切なのです。

こうした行動の積み重ねが何かに熱中できる、気づいたらハマっている状態につながっていくのです。

やりたいことがある場合・・・結果目標を意識する
やりたいことがない場合・・・行動目標を意識する

お悩みくん
お悩みくん
行動することを目的とした行動目標を意識することで、やりたいことに結びつくんですね!
ひーさん
ひーさん
そうだね。考えることよりも、どんな小さなことでもいいから動いて完結することを大切にしよう。
お悩みくん
お悩みくん
けど、行動目標であっても結果目標であっても、達成できなかったら、「やっぱりできない、続かない」って落ち込んでしまうんですよね。
ひーさん
ひーさん
だとしたら、お悩みくんはその行動目標や結果目標を本当に欲しているわけじゃないのかもしれないよ。そんなときはスッパリ諦めちゃおう。
お悩みくん
お悩みくん
え?どういうこと?

行動目標はやりたくないことも見つけられる

やりたいことや熱中できることがない方は最初から何もないのではなく、色々と新しいことに挑戦したもののいつの間にか終わってしまっている、関心がなくなってしまう場合が多いのではないでしょうか。

そんな時、「ああ、また続かなかった」「何をやっても続かない」と思ってしまっていませんか??

「やりたいこと」とは言い換えると、ご自身の意欲(モチベーション)をわかせる要因が多い作業をさします。

意欲が沸く作業=やりたいことなのであれば、意欲が沸かない作業=やりたくないことといえます。

続かないことやできないことに落ち込むのではなく、やりたくないことを知ることができたと思えばいいのです。

本当に欲しい、続けたいと思っていないから興味が持てないだけ。そう思えば気持ちが楽になりますよ。

行動目標は小さく、気軽なことを設定する方が良いと前述しました。

これは「やりたくないこと」「興味がないんだ」と気づいたときの喪失感を少なくし、次の新しいことに行動を起こしやすくする効果もあります。

行動目標を設定することは「やりたいこと」と同時に「やりたくないこと」を見つけることにもつながる。

まとめ

ひーさん
ひーさん
やりたいことの見つけ方、ヒントにはなったかな?
お悩みくん
お悩みくん
はい!やりたいことがない時は結果を目的とした結果目標よりも、行動すること自体を目的とした行動目標が大事なんですよね
ひーさん
ひーさん
その通り!この行動目標はなるべく短期間で完結できることにするのがコツだよ。
ひーさん
ひーさん
それに行動目標は「やりたいこと」を見つけるヒントになると同時に「やりたくないこと」を見つけるヒントにもなる。
お悩みくん
お悩みくん
行動できないこと、続かないことは「やりたくないこと」が見つけられたと前向きに考えることもできるんですね。気が楽になりました。
ひーさん
ひーさん
目標の管理の仕方を知りたい方はコラム「目標を失うことが多い社会人のための解消方法」も読んでみてくださいね!それではまた!